事業開発というRPGを一緒に戦う魔法使い

 
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「新規事業に立ち向かうのは、まるで”死の谷”に行くようなものですよ。」

笑いながらそう語るのは、事業開発プロジェクトをご一緒した、日本電気株式会社デジタルプラットフォーム事業部 青木さん。今回クリエイティブを通じて社内外メンバーを巻き込みプロジェクトを牽引していくことができたと言います。その土台にあるものを伺いました。

 

事業づくりはRPGと同じように仲間づくりから始まる

 
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ー新規事業プロジェクトを経て、どんな心境でしょうか?

例えるならロールプレイングゲームだなと思いました。

小さい頃、ドラクエをよくやっていたんですが、ある使命を持った勇者が、とりあえず王様になにかやって来いって言われて、まず酒場に行って仲間づくりをするところから始める。

戦士が必要だったり、僧侶や魔法使いが必要だったり。自分が持ってないスキルを持ったメンバーが必要だった。最後はみんなでゾーマを倒すために一緒に戦ってくれる同志みたいなものですね。それを、今回一緒に歩んでこれた気がします。

ー新規事業を生み出すことはRPGに似ていると。

そうです。新規事業を起こすというのも、結局あるルールの元の中でゲームをクリアするみたいな感覚に近いです。そしてそこで一番重要なのは仲間づくりですね。ZEPPELINさんは魔法使いと僧侶が揃ったような感じです。やっぱり大きな企業で新しいことを始めるためには社内の多くの人を巻き込まないといけない。そのためにZEPPELINさんにユーザー視点でプロダクトを作るというマインドでサービスプロトタイプを含めていくつか武器を作っていただいて、僕はそれを活用して社内の人間に説明し巻き込むと。

ー武器を持つ前後で何が変わったんでしょうか?

色々ありましたね。これまでのように技術からスタートすると、それに興味を持ってくれるお客さん探しから始まる。ということは展示会みたいなものをやらなきゃいけない。そこでさらに、資料請求してくれた人に一個ずつ訪問していく。

それはある意味、会社の玄関にたどり着いただけで、その中の会社の組織にどこにその話を持っていけばビジネスになるのか、チャイムを繰り返し鳴らさなければいけない。

それがシーズ発想だと思います。けど、ユーザーからスタートすれば、どんな会社に攻めるというのは後でよくて、こうゆう課題感をもってる人がいるよね、じゃあこの部門に働いてる人にアプローチしてみようとか、最初からフォーカスが当たっているんです。

今回のプロジェクトでご一緒することによって、顧客の観点で考えるのかがいかに大事かということに確信がもてました。もちろん、自分自身は常にユーザーというのはあったのですが、さらにいまのこの複雑な時代においてことさら重要だった、というのはZEPPELINさんとご一緒することで確信できたかなと。

 

ペルソナではなく、共通の「あの人」を作る

 
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ーユーザーに寄り添うというのは口で言うのはとても簡単ですが、実際には非常に難しい。どうやって実現したのでしょう?

今回はとてもディープな課題ヒアリングをしたんです。自分としてはこういう社会を作りたいという想いがあって、それに対する実業家の方の声を全てヒアリングすることができたのは大きかったですね。

あの人のあの課題を解決すれば事業として前に進むよね、というのがペルソナを作らなくてもわかるというのがとてもよかった。

ーユーザーも百聞は一見に如かずということですね。

はい。やはり、会社の規模が大きくなればなるほど、議論が同じレイヤーで語れないことが多々あって、今誰の何の話のためにやってるの?と。結構、開発側の人たちは、それをどう作るか実現を急いでしまいがちですが、そもそも何のためにこれをやるんだ?というところのターゲットを明確にしないといけない。

そうゆう意味で今回のプロジェクトは、顧客とちゃんと繋がっていて生の声を聞けたという所からスタートしたのは大きかった。だからすぐにサービスプロトタイプができたし、社内に共有する時にも進みたい方向がぶれることが無かったですね。


ー社内から反対はなかったんでしょうか?

今も、なぜそれをやるの?他のことをやったらという声はなくはないです。でも過去にも、こういうような新しいことをやろうとした人ってたくさん居ると思うんです。それがある人は日の目を見ないままやめちゃったり、ある人は諦めちゃったり。

世間一般的には死の谷と言われてますけど、僕は逆に喜んで飛び込んでいきたいと思いますね。誰も失敗する前で踏み込めないんだったら、自分が飛び出そうみたいな。新しいことって、ほとんどの人にとっては違和感というか。

あいつおかしいんじゃない?て思われるくらいのことやらないと多分ダメなので。だからこそ、そのおかしさを共有できて一緒にやれる仲間が社内でも必要だし、自分がやりたいことに共感してくれる社外のパートナーの存在が必要です。

 

事業づくりには道しるべこそ必要

 

ープロジェクトメンバーとも、顧客とも仲間になるような感覚に近いのかもしれませんね。

そうです。だからこそZEPPELINさんとまた一緒にやりたい、と思ってます。仲間であるということに加えてプロセスがしっかりと組まれているということも割と大事です。

僕は妄想に走ってしまうタイプなので、「青木さん、走る道幅はこんだけしかありませんよ!」というのを外れそうになったら引いてくれる感じ。ボーリングでいうガーターみたいな。的確なタイミングで出してくれる。

本当にガーターする前にきちんとガードしてくれるんですよ。でも最初はあたかも無いかのように見せてくれるんです。自由にやらせてくれる。そこには明確な道しるべがあるんです。それがやっぱり大事。

 
 
ZEPPELINがロードマップとして活用している事業開発の図。

ZEPPELINがロードマップとして活用している事業開発の図。

 
 

ープロセスが設計されていると


だからこそ安心して走っていけると思いますね。関わってくれる人たちの心を引っ張って、ここだというのを伝えるためには前提としてそこに安心感があるということがとても大事です。

感覚的に、なんでみんなこんないいことやってるのについてこないんだろう?って昔だと思ってたのですが、やっぱり人それぞれ歩んで来た道も違うし、一旦それを前提で受け入れて、じゃあここに行こうと。

けど、それをいきなりメンバーに言っても伝わらないので、一旦のゴールを定めてプロセスを踏んで、最終的にこのゴールに到達したいんだ、と徐々に伝えていく。

新規事業をやる上でまず人を巻き込むためにはどうすればいいのか。ただやりたい、承認して!じゃなくて、どうしたら人を巻き込めるのか?それをご一緒できたことが私たちとしてもとても面白かったです。ありがとうございました。

 

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