本物同様のプロトタイプを1週間で

 
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新事業をスケールさせる上で欠かせないパートナー


埋没しそうになっていた新事業のアイデアが、たった1ヶ月でまるで水を得た魚のように生き生きとしたものに生まれ変わる。そんな小さな奇跡を目の当たりにした今回のプロジェクト。

それは技術起点の一次元的な思考から、実際起こるユーザ体験に着目し、さらに、それをどうビジネスとしてグロースさせていけばいいのか、未来戦略も見据えた三次元的な視点が加わったことにより実現されました。

親しみやすいキャラクターが印象的な、株式会社NTTデータ システム技術本部 デジタル技術部 Agile プロフェッショナルセンター課長 の小堀さん。今回のプロジェクトを振り返ってお話を伺いました。

 
 
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ご一緒させていただいたプロジェクト。期待通りのアウトプットでしたか?

ZEPPELINさんには、1ヶ月という短いプロジェクト期間の中で、ユーザーストーリーに加えて、ビジュアル・インタラクションがリアルなプロトタイプを1週間でご用意していただいた点にとても満足しています。

実際に使ってみないと要件が固まらない新規サービス企画のような業務を、一緒にスピーディに築き上げてくれるパートナー会社を探していたので、僕らが過去に実施したプロジェクトを参考にして、どのように回していただけるかを体験したいという実験的なプロジェクトとして開始しました。

今回のプロジェクトでは、出張の多いビジネスマンをペルソナにして、ホテル手配や予約、支払いなど一連のタスクを代行してくれる仮想アプリのプロトタイプを作っていただきました。僕自身もよく出張に行くのですが、「これ本当にあったら嬉しいな」と思えるレベルのものが出てきました。

今日、実はそのアプリのプロトタイプを持ってきました。

いいですね。ちゃんとこう、リアルに手で触れられて動くものを作って下さるので。たしかボタンを押した際の効果音もちゃんと作り込んで頂いてましたよね、こういう細かい所も手を抜かない点も良いねという話を社内でしていました。

我々は今後、こういったユーザ体験を向上させるサービスをどんどん創り出していこうとしているため、このようなUXデザインやプロトタイプ開発をスピーディにやれるメンバー、パートナー会社をどんどん増やしていく必要があり、今後ビジネスをスケールさせて行く上で、ZEPPELINさんとやらせて頂いたようなパートナー形成がすごく重要になります。今後もぜひ、様々な案件を一緒にやらせていただきたいと思っています。

 
 
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サービスの成長段階を構築した「サービスマイルストーン」も作りましたね。

そう!サービスを段階的に成長させるというリリース戦略は、これまでもタスクとしてはやっていたのですが、属人的になっており標準的な様式にまとめてきていませんでした。今回作っていただいたサービスマイルストーンは分かりやすくて有効でした。新規サービス企画では、目の前の課題を解決するために直近数ヶ月から1年以内の構想に関する話に偏ってしまいがちです。でもこのサービスマイルストーンがあると、今回の企画で作り上げたい“世界観”は何なのか?その世界観を実現するために、この機能は本当に必要なのか?とか、予算はまだ付いてないけど、今回のサービスの未来軸としてここまでを考えていますよ、という会話が出来るので、予算と現在・将来的な価値のバランスを説明しやすい。こういう”世界観”をアピールする様式が今まで定まっていなかったので、今後も使っていこうと考えています。


ZEPPELINさんは、これをたしかワークショップの実施中に出してこられたので、1、2日くらいで作られたんじゃないかな。ここに書いてあるような世界観をパッと思いつくことは簡単そうでなかなか出来ない。日ごろからデジタル技術やそれを活用したエコシステムの構想を描いていて、今回のテーマに沿ってそれをマッピングしていくような経験、蓄積がもっと必要だと思っています。

 
 
(サービスマイルストーンの図)

(サービスマイルストーンの図)

 
 

ただ、あまりにも未来の話やそこからのバックキャスティングの議論ばかりをしてしまうと、直近成果をしっかり出したいお客様は不安に思われるかもしれません。

そのような場合は、未来を見据えつつも、最初に頂いたサービスに対するご要望をスピーディに実現させるフォーキャストな取り組みがいいのではないかと思います。

具体的に実現可能なものというのが大事ですね。

具体的なものというのが、まさにこのプロトタイプですね。弊社のベースはIT業界なので、競合他社と比べた際の“売り”はなんなのか?という時にやっぱり「スピード」と「IT」だと考えています。実際に触って動かせるスマホアプリのプロトタイプを高速に設計して用意ができるかどうかが重要です。

また、ZEPPELINさんとこのサービスのグロースの話をしたときに印象に残っているのが、こういった新規サービスは、お客様もまずはお試しでやってみようという状況も多く、そのような際に従来のシステム開発と同じアプローチで予算開発費を見積もってしまうと「え?!」という反応になることもあります。そこで、まずはプロトタイプでいいので素早く打ち込んで、お客様の反応が良ければプラットフォーム化も考えて、一社一社にはそんなに費用負担が高くしないようなやり方がいいのではないかという話になりました。

そういう考え方はすごく賛同できます。いわゆるエコシステムと言われているものを最初から構想していかないと、導入や参加の動きは広がっていかないです。 

 

グローバル視点の事例検出と仕組化されたプロトタイプ

 
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率直なところ、ZEPPELINのバリュー(価値)はどんなところでしたか?

企画構想の段階で、海外も含めた先行事例を沢山出していただき、アイデアを膨らませるタスクを加速して下さった点と、そこから生まれたアイデアを試せるスマホアプリのプロトタイプをスピーディに作ってくださった点。この二つは非常に価値が高いと感じましたね。プロトタイプを作るプロセスや人材を、仕組みとして持たれているのでいいなと思いました。

あとこれは、今後弊社内でもやれる人間を増やしていくつもりなのですが、サービスデザインのワークショップのファシリテーションも重要になってきます。きちんとプロジェクト期限内にお客様の期待値に合わせて、デジタルユーザ体験を設計しコンサルティングをする。ワークショップはファシリテータによってやり方に大きく差が出るところだと認識していて、検討が詰まった時に「ではこうしましょう、ああしましょう」と、どんどんアイデアを出して引っ張っていく人もいれば、「こういう状況ならどうでしょうか?」と、お客様自身がアイデアを出していただきやすいようにしようとするいう人もいます。

いずれにせよ、ZEPPELINさんのファシリテータの方は、しっかりと議論をドライブしながらいくつかの案を提案してくれたり、先行企業のこんな面白い事例があります、と議論を膨らませてくれたのがいいと思います。


今回プロジェクトに参加されていた方々は、どんな感想を持たれていたのでしょうか?

「我々がこれまで実施してきたプロセスと親和性が高いやり方で、きちんと任せられる会社さんですね」という感想でした。今回のプロジェクトでお互いの会社の役割分担も明確になってきたのも良い成果だったと考えています。

最後に、今後もZEPPELINとご一緒させていただけますか?

はい、もちろんです。私の部署は弊社の中でも技術系共通部門ですので、すでに社内のいくつかの部署に今回のプロジェクト成果をもとに紹介をしていて、いくつか案件のご相談を各所からさせて頂いています。

今後良いサービス案件を一緒にたくさん作っていきたいですね。「あのサービスはNTT DATAとZEPPELINが関わって作っているのですね」という話がどんどん出れば良いなと思っています。

 
Zeppelin Inc.