「新結合」と「共感」を一緒に生み出すパートナー

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新規事業の社内展示会が起こしたイノベーション

「人を感じる。未来を思う。」

世の中のニーズを先取りして経営するためには、未来の社会を予測する必要があるという考えから、社会に対して常に先進的な提案をしてきたオムロン株式会社。

しかしながら昨今、イノベーション推進本部では、新規事業アイデアにはデザインプロセスの手法を取り入れる必要性を感じていました。

今回ZEPPELINは、仮説検証をし、ビジネスの種を可視化するというプロセスからプロジェクトに関わらせて頂きました。プロジェクトの集大成として催したイベント「半未来展」では、100名以上の参加者を動員し、大成功をおさめました。

いかにして100名以上の参加者を動員し、「共感」を巻き起こしたのか?

プロジェクト直後の、率直なご感想を伺いました。

 
 
(イノベーション推進本部 ビジネスクリエーション室 経営基幹職 澤田 真賢様)

(イノベーション推進本部 ビジネスクリエーション室 経営基幹職 澤田 真賢様)

 
 
 

ー今回プロジェクトをご一緒させていただいていかがでしたでしょうか?

今回ご一緒させていただいて、一緒に汗かいて作ってきて、それが今日このような場で開催できたことがすごく嬉しかったというのが率直な感想です。

ー一緒に汗をかいてとおっしゃっていましたが、最初は形のないところをコンセプトから作り上げていったイメージですか?

一つ一つのプロダクトのコンセプトを相談しながら、それをもっと横断して見てとか、もっとこのようなイベントにしたいとか、最初から提案メニューありきでこうしましょうと押し付けられる感もなくて。なので、最初からこのイベントを狙ったわけでもないです。イメージは持っていたのですが、このような所をまさに可視化、デザインしてもらったな、というのが感想です。

おそらく今日後ろに映っているムービーも、みんなじっと見ているかというとそうではないですが、無いと寂しいですよね。それに、一つ一つのクオリティも高い。この側面でもやはりご一緒できてよかったなと。

 
(展示会の様子)

(展示会の様子)

 
 
 

コラボレーションすることで起こせた「新結合」と「共感」

ー社内イベントなのに100名以上の方がいらっしゃいましたね。御社としても初めての試みだったと伺いました。

そうですね、今までやったことがなかったんです。過去に技術自体の展示はありました。でも今回の展示会は、来た人が実際に見て、触って、体験ができる。より実態のサービスや事業に近いものを展示しているんです。ここまでのものを社内でやるのは、初めてなんです。

プレ開催みたいな位置付けだったのですが、プレ開催でこの反響というのは、おそらく大成功だと思います。正直、もし失敗したらと思って昨日も寝れなかったのですが(笑)。だから今私が一番びっくりしてますね。

これはおそらく、ZEPPELINさんとご一緒することによってメンバーが思っていることがうまく引き出せたとか、コラボレーションが起こせた結果だと思っています。

ーどうしてそう感じられましたか?

デザインとエンジニアリング、アートとサイエンス。従来で行くとエンジニアリングですね。もともと技術本部の人たちがベースとなったイノベーション部隊なので、エンジニアリングが多いんです。

今回そこにZEPPELINさんが加わった事によって、アートの要素が入ってると思います。例えば、もっとコミュニティをこうしたいとか。そこで、相互に刺激が起こった結果、こうゆうものが生まれ、尚且つ他のイノベーションに必要なものが「新結合」と「共感」だったのです。

今日この場で来ている方々って、普段一緒に仕事をしていない部署の人たちなんです。そうゆう人たちが、この場を通してコミュニケーションをしていると。「新結合」が起こってますよね。楽しそうに話を聞いたり、もっとこうできるんじゃないんですか?と、そうゆう話をしているんです。

またそれは同時に、「共感」も生まれているんですよ。そのような場作りをできたなと。デザインとアートのかけ合わせによって、それが形になった結果だと思います。

 
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今回のプロジェクトは、デザイン会社とコラボする究極の形

ー相互に刺激し合えたことで、「新結合」と「共感」生まれたのですね。

ちょうどついこの間、テキサス州のオースティンに行ってSXSW(※)に参加して来ました。たまたまそこのカンファレンスで言っていたのが、やはり「共感(エンパシー)」だと。こいつをいかに取り込むかが重要で。イノベーションは、技術や戦略ではなくて、「共感(エンパシー)」なんだと。それで、今回のこのイベントは、僕は社内版のSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)ではないかと思ってます。ミニSXSW(サウスバイサウスウェスト)笑。むしろあれよりも共感度は劣っていないと思いますよ。

ーミニSXSW!たしかに、いま会場を見ても、すごい共感の渦が起こっていますよね。

今開始から2時間経っていますけど、観客の波が全く衰えてないですよね。あと、ZEPPELINさんに事前に作っていただいたパンフレットありますよね。これを技術本部の人間に話をしたら、出張で京都の方に展示開催してよ。という話とかも実は出ていて。そうすると、またその熱量を伝えられるじゃないですか。

ある意味、こうゆう形は、デザイン会社とコラボレーションする究極形の一つなのかもしれませんね。プロダクトサービスをデザインしてもらって、打ち合わせベースで納品してもらって、とかではなくて、こうゆう形で共感を生み出すという、「一緒に共感を生み出すパートナー」みたいな感じですね、ZEPPELINさんは。

本当にそう思いますよ、普段こんな雰囲気ないので。

―これをプロトタイプして発展していければいいのかもしれないですね。

そうですね、本当に、ホッとしましたね。

※SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)

米国テキサス州オースティンで行われる最先端テクノロジーの祭典

 
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Zeppelin Inc.