2週間でUX価値を検証する。テックとデザインを融合した新しい事業開発手法。

 
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体験ではなく機能をまず作ってしまうことの弊害

今、一般的なプロダクト開発はMVPを作ろうといきなり考えてしまいがちです。しかし私たちはその言葉をより解像度高く捉えなければなりません。

MVPを作る際にどんな基準で開発がされているのかというと、スペックであることがとても多いというのが実情です。プロダクトの話がいきなり機能のスペックの話になってしまう。

例えばユーザーインタビューする際、「この機能を使ってみたいと思いますか?」とヒアリングしてしまう事例を聞くのですが、そうではなくサービス全体で顧客が喜んで使ってくれているかという視点が大事であり、それはインタビューだけではなく、観察によって得られるということも忘れてはいけません。

つまりMVPを作るためにはまずMVE(Minimal Viable Experience=実用最小の体験価値)を考えなければいけないということです。機能はそのあとに考えるべきものなのです。

そして、その方がスピーディかつ生み出すことのできる価値が高い。これまでプロトタイプを構築し、ユーザーにヒアリングしに行くまでおよそ3か月~6カ月程度を要しました。しかも実際に動くものでは無いため価値が伝わりにくい。その状態で本開発に踏み込み、デザインやエンジニアリングに巨額に投資することで得られる結果とは、果たして求めるものになるのでしょうか?

完成するまでにどの程度の予算を消化してしまうのか?そして巨額の投資を経て、ユーザーがどういう体験をしているかを本当に把握できているか?その視点を今こそ持つべきタイミングです。

 
 
 

テクノロジーとデザインの統合をどれだけスムーズにできるかが鍵。

 
 
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今後必要になってくるのは、2週間~8週間で本当に動いているものを通じて体験価値を検証するというデジタルサービスの開発方法です。

すでに検証済みの技術をより早く組み合わせて、およそ低コストで全て検証が完了できるという世界。

検証済みの技術に加えてデザインの知識とノウハウを組み合わせて、およそ2週間~8週間で本当に動いてるものを作ることができるということのできる世界を私たちは実現しようとしています。

既に開発された先端技術を用い、ユーザーにどれだけ引きつけてサービスとして統合できるか?そしてこれを数週間で構築することが、これからのサービスづくりに求められているスピード感なのです。

機能はここでようやく顔を出します。8:2の法則のようにデジタルサービスも2割の機能が8割の体験を構築していることが多いのは肌感覚でご存知の方は多いのではないでしょうか?LINEで全てのサービスを利用している人は稀でしょう。チャットでのやりとりが大部分を占めるはずです。

ログインの画面、登録の画面などではなく、本当に体験価値を実感できる画面しかデザインせず開発もしない。だからこそスピーディに低コストで提供できるのです。

 
 
すでにあるテクノロジーを組み合わせ、クリエイティブを付け加えることで体験価値の検証を行う。

すでにあるテクノロジーを組み合わせ、クリエイティブを付け加えることで体験価値の検証を行う。

 
 
 

時間という資産を、ユーザーへの価値へと変換する。

これまで多くの企業のサービス開発では長い期間がかかっていました。不要な部分に膨大な時間を割き、必要な部分に必要な時間を割かない。全ての機能が「帯に短し、襷に長し」の状態であることが非常に多いのが現実です。

そして長い期間がかかるからこそ、利益を得ることのできるコンサルティングや開発会社がいるという業界構造も一面にはあるのかもしれません。しかしそれは、本当にユーザーに対して価値を届けることなのだろうか?それが作り手に突きつけられている質問なのです。

これまでかけてきた時間と予算を、開発という過程を完遂することではなく、価値という最終的な結果へと直結させること。体験の品質とは、つまり、どれだけの時間を使ったのか?ではなく、どれだけ効果的にそして本質的に顧客に向き合うことができたか?を表す企業のバロメーターだとも言えます。

今こそ新しいプロダクトづくりを始めましょう。


 

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