100名以上の社員を巻き込む。共感を生み出す新規事業の伝え方

オムロン株式会社 近未来プロダクトデザイン プロジェクト

 
 
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オムロン株式会社のイノベーション推進本部は、同社のイノベーション創出を向上するためのプラットフォームという位置付けで、“近未来デザイン”から戦略策定、事業検証までを一気通貫で行う組織です。

今回、同部ビジネスクリエーション室からZEPPELINへ発注いただいたのは、「新規事業を仮説検証し、ビジネスの種を可視化して生み出すプロセスを構築していきたい」というもの。端的に言えば、事業方針と戦略を見つけるためのコンサルティング支援をZEPPELINが担いました。

オムロンチームとしては、既存のソフトウェアプロダクトは使わずに、世の中的に注目されている「エイジング2.0」には新しい切り口で取り組みたいというのが根底にあったマインドです。ただ、テーマがあまりに広く、ユーザーに提供する価値も曖昧だったため、まずはそこを徹底的に議論しました。


結果、導き出されたのは “人と人をつなげ、豊かなエコシステムを構築する” ということでした。新技術を生み出してきたオムロンが次のステージに立つには『コミュニティの活性を自動化する、イノベイティブなものづくりをする=コミュニケーション・ニューロン』という視点が生まれたのです。


ZEPPELINは、同プロジェクトのコンセプト立案〜設計を施したうえで、新規事業を社内で認知してもらうためには、可視化こそが重要と捉え、社内向け展示会の実施を提案しました。展示会では、展示会用の動画やパンフレット製作、仮説アプリのUXUI設計などもZEPPELIN が手がけることにより、一貫して伝えたい 『コミュニケーション・ニューロン』というコアメッセージの可視化に努めました。

 
 
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結果、社内イベントにも関わらず100名以上を動員し、さまざまな意見交換やコミュニケーションが生まれ、共感の渦が沸き起こりました。

座学でプロセスを学ぶのではなく、共に作りながら体感していただく。ZEPPELINが得意とするUXブランディングの真骨頂が発揮されたプロジェクトでした。



展示会実施中に本プロジェクトの担当者であり、イベントの仕掛け人でもあるイノベーション推進本部ビジネスクリエーション室の澤田真賢さんにインタビューを実施しました。

いかにして100名以上の参加者を動員し、「共感」を巻き起こしたのか?

プロジェクト直後の、率直なご感想を伺いました。


 
 

イノベーションに必要な「新結合」と「共感」を一緒に生み出すパートナー

(イノベーション推進本部 ビジネスクリエーション室 経営基幹職 澤田 真賢様)

(イノベーション推進本部 ビジネスクリエーション室 経営基幹職 澤田 真賢様)

 
 

―今回プロジェクトをご一緒させていただいていかがでしたでしょうか?

今回ご一緒させていただいて、一緒に汗かいて作ってきて、それが今日このような場で開催できたことがすごく嬉しかったというのが率直な感想です。

―一緒に汗をかいてと仰っていましたが、最初は形のないところからコンセプトから作り上げていったイメージですか?

一つ一つのプロダクトのコンセプトを相談しながら、それをもっと横断して見てとか、もっとこのようなイベントにしたいとか、最初から提案メニューありきでこうしましょうと押し付けられる感もなくて。なので、最初からこのイベントを狙ったわけでもないです。イメージは持っていたのですが、このような所をまさに可視化、デザインしてもらったな、というのが感想です。

おそらく今日後ろに映っているムービーもみんなじっと見ているかというとそうではないですが、無いと寂しいですよね。それに、一つ一つのクオリティも高い。この側面でもやはりご一緒できてよかったなと。

 
 
(展示会の様子)

(展示会の様子)

 
 

―どうしてそう感じられましたか?

デザインとエンジニアリング、アートとサイエンス。従来で行くとエンジニアリング。もともと技術本部の人たちがベースとなったイノベーション部隊なので、エンジニアリングが多いのです。

そして、今回そこにZEPPELINさんが入られたことにより、デザインに加えてアートの要素が入っていると思います。例えば、もっとコミュニティをこうしたいとか。そこで相互に刺激が起こった結果、こういうものが生まれ、尚且つ他のイノベーションに必要なものが「新結合」と「共感」だったのです。

今日この場で来ている方々って、普段一緒に仕事をしていない部署の人たちで。そういう人たちが、この場を通してコミュニケーションをしていると。

「新結合」が起こっていますよね。楽しそうに話を聞いたり、もっとこうできるのではないですか?と、そういう話をしているのです。

またそれは同時に「共感」も生まれているのですよ。そのような場作りをできたなと。デザインとアートによって、それがより形にできた結果だと思います。

 
 
(展示会の様子)

(展示会の様子)

 
 

ちょうどついこの間、テキサス州のオースティンに行ってSXSW(※)に参加して来ました。たまたまそこのカンファレンスで言っていたのが、やはり「共感(エンパシー)」だと。こいつをいかに戦略として捉えるかが重要で。

イノベーションは、技術や戦略ではなくて、「共感(エンパシー)」なんだと。それで、今回のこのイベントは、僕は社内版のSXSW(サウスバイサウスウェスト)なのではないかと思っています。ミニSXSW(サウスバイサウスウェスト)笑。むしろあれよりも共感度は劣っていないと思いますよ。

―ミニSXSW!たしかに、いま会場を見ていても、すごい共感の渦が起こっていますよね。

今開始から2時間経っていますけど、観客の波が全く衰えてないですよね。あと、ZEPPELINさんに事前に作っていただいたパンフレットありますよね。これを技術本部の人間に話をしたら、出張で京都の方に展示開催してよ。という話とかも実は出ていて。そうすると、またその熱量を伝えられるじゃないですか。

ある意味、こういう形は、デザイン会社とコラボレーションする究極形の一つなのかもしれませんね。プロダクトサービスをデザインしてもらって、打ち合わせベースで納品してもらって、とかではなくて、こうゆう形で共感を生み出すという、「一緒に共感を生み出すパートナー」みたいな感じですね、ZEPPELINさんは。本当にそう思いますよ、普段こんな雰囲気ないので。

―これをプロトタイプして発展していければいいのかもしれないですね。

そうですね、本当に、ホッとしましたね。

※SXSW

米国テキサス州オースティンにおいて最先端テクノロジーの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」

 
 

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